その他日の里学園の「小中一貫コミュニティ・スクール」㊳
- 更新日:2024年03月28日
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広報日の里令和6年4月号から転載
「9年生を送る会」
日の里学園では、小学生と中学生が一緒になって活動する「交流行事」を各学期に実施し、小中一貫教育のよさを子ども達が実感できるようにしています。
1学期の交流行事は「歓迎遠足」、2学期は「クリーン作戦」、そして3学期は「9年生を送る会」です。
2月26日(月)に「9年生を送る会」が行われました。これまでコロナの影響で中止になったり、オンラインになったりしましたが、4年ぶりに5年生から9年生までの児童生徒と地域の方々や保護者が中学校体育館に集い、本来の形で実施することができました。
この行事は、卒業間近な9年生に、学園の小学1年生から中学8年生の児童生徒たちが感謝の気持ちを伝える行事です。一方、9年生にとっては、モデルとしての自分たちの姿を示し、後輩たちにバトンを渡すための行事です。
プログラムは、西小、東小1~4年生からのビデオメッセージ、5年生、6年生の合同合唱、7年生、8年生、9年生合唱、そして生徒会役員からのメッセージでした。
まず、5、6年生が合唱を披露しました。心を一つにして、美しいハーモニーで歌い、感謝の気持ちを伝えました。
続く7年生、8年生も安定した歌声と響きで、9年生への感謝の思いを込めて美しい合唱を聞かせてくれました。
そして最後は9年生の合唱。女子の澄んだ高い歌声と男子の力強くも美しい歌声の響きは、「さすが、学園のモデル」と感じさせる素晴らしさがありました。
小学5、6年生は直接中学生の合唱を聞いて一人一人の表情と美しいハーモニーに圧倒されていました。会場の保護者や地域の方々からも、「やはり9年生は違う」「全身で感動した」という声が聞かれました。
卒業を目の前にして、学園の最上級生が合唱やメッセージを通して感謝され、一方でリーダーとしてのあるべき姿を示す「9年生を送る会」。この心の交流のすばらしさをあらためて感じる行事でした。
(学園コーディネーター北岡隆博)日の里学園メッセージ 日の里学園9年生