その他先進地まちづくり視察に行ってきました。
- 更新日:2024年02月07日
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2月2日の金曜日に先進地まちづくり視察に行ってきました。
今回の目的地は、新宮町の『沖田中央公園』と遠賀町の『おんがみらいテラス』です。参加者は、日の里地区まちづくり委員会のメンバー10名と宗像市の都市再生課の職員さんが同行されました。
宗像市のバスに乗って、9時50分に日の里コミセンを出発しました。
【新宮町 沖田中央公園】
10時30分頃に沖田中央公園の中央浄化センターに到着し、新宮町の職員さんから新宮町中心市街地整備事業の概要についての説明を受けました。この公園は、環境共生の核となる浄化センターと誘致されたJR新宮中央駅を整備して歩いて暮らせるコンパクトシティの核とするという位置付けで、市街化区域へと編入されて住宅系及び商業系土地利用が進められています。
説明を受けた後、公園内を案内していただきましたが、広々とした敷地に浄水センターで処理された水が流れる「せせらぎの道」が整備され、芝生広場では、毎年11月に新宮町の人口とほぼ同数の人々が集まる『まつり新宮』が開催されるそうです。
また、公園内には電柱がなく開放感にあふれ、障害のある方に配慮したトイレも整備されていました。
昼食後、次の目的地である『おんがみらいテラス』に向かいました。
【遠賀町 おんがみらいテラス】
14時頃に到着し、1階の多目的室で施設の概要について遠賀町の職員の方々から説明をしていただきました。
このテラスは、鉄骨造の4階建で総事業費が約15億円でそのうちの11億円弱が防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金で賄われ、昨年の4月に開館したそうです。
1階の人や情報が交わる『ふらっとエリア』には、電源があり仕事や勉強が出来るカウンター席が設けられ、打ち合わせや会議などに利用できる多目的室1とラウンジあります。
また、ランチやドリンクバーが楽しめる「みらいテラスCafe」や町の特産品や自衛隊グッズを販売する「特産品販売コーナー」もありました。
2階の人びとが集う『わいわいエリア』には、約150人収容可能な多目的室2があり、会議・発表会・イベントなど、駅に近いという利便性を生かして、さまざまな用途に利用することができます。
3階のこどもを中心とした『すくすくエリア』には、こどもとその保護者を対象とした、地域子育て支援ひろば「ぐっぴい」があります。ユニバーサルデザインの複合遊具や、さまざまなおもちゃが用意された「遊戯室」で、未就学児とその保護者が、一緒に無料で遊ぶことができます。ここには、保育士さんが常駐されています。
さらにデッキに出るとJR遠賀川駅に発着する電車や駅の南側の区画整備事業を見渡すことができました。
今回の視察を通じて委員の皆さんそれぞれは、解体が進むUR103号棟、104号棟の跡地と日の里大通りを一体化して開発するには、どのような施設を誘致し、整備を進めていくのが良いかというイメージを大きくふくらませることができたと思います。中央浄化センターで説明を受けています。 沖田中央公園を案内していただいています。 おんがみらいテラスの2階です。