その他CoCokara伝言板 7月号
- 更新日:2023年06月28日
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広報日の里令和5年7月号から転載
自習室だより
ココカラひのさとのインフォメーションスペースはだれでも自由に使える空間ですが、夕方からは子どもたちの自習室として開放されています。セミナースペースも空いているときは使うことができます。「子どもたちが自由に勉強できるスペースがあったらいいね」という地域の方々の声をもとに空いている時間は誰でも使える場所として開館当時から多くの子どもたちに利用してもらっています。進学や就職で日の里を離れた子どもたちがひょっこり顔を見せに来てくれることもあります。自習室に来ていて「ここでボランティアができますか」と声をかけてくれた高校生は社会人になった今も、お手伝いに帰ってきてくれます。
ココカラの自習室は、いわゆる「自習室」とはちょっと違うかもしれません。仕切りがないので、黙々と勉強している隣で、お母さんが小さな子どもに絵本を読んでいたり、まちづくりについて話している大人の声が聞こえたり、様々です。時には、高校生が小学生の宿題を見てくれたり、私も、イベントのアイデアを子どもたちに尋ねたり、作業を手伝ってもらったりします。この雑多な?お茶の間的な感じがすごく好きでこの雰囲気を味わった子どもたちが「いろんな人が関わって交じり合ってまちがあるんだな」と感じてくれたらいいなと思っています。
さて、この、夕方からの自習室の運営はシニアのボランティアさんの支えのおかげで成り立っています。80代の方が子どもたちの見守りのために頑張ってくれています。感謝しかありません。「おかえり」「ただいま」のやり取りと自習室がずっと続きますように。お手伝いや支援をよろしくお願いいたします。(宮崎陽子)