その他日の里学園の「小中一貫コミュニティ・スクール」㉗
- 更新日:2023年03月31日
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広報日の里2023年4月号から転載
「日の里の『れきし』探険」
3学期に日の里学園東小と西小の3年生は、日の里のまちの歴史や年代別の卒業生たちの当時の学校生活や遊びなどを知り、今と比較するために「発見!日の里の『れきし』たんけん隊」という学習を行いました。
まず、2月6日に「海の道むなかた館」の鎌田先生から日の里団地が誕生した理由や歴史、3つの学校の開校の様子などについてお話を聞きました。
そして、2月28日に1970年代から2000年代までの元小学生20人に学校に来てもらい、少人数の班に分かれて対面形式でインタビューを行いました。児童たちは、当時流行していた遊びや習いごと、まちの変化、日の里まつりの思い出、好きだった給食メニューなどについて質問し、メモを取っていました。東小出身の広村正徳さん(53)が児童の前で東小の校歌を歌うと、児童は先輩の姿に目を丸くしていました。
その後、児童たちは聞き取った内容をもとに、昔と現在とを比べて、変わったこと、変わらないことなどをまとめていきました。
お忙しい中、児童たちのためにご来校くださり、お話をしてくださった鎌田先生や元卒業生の方々、ありがとうございました。
学園運営協議会⑥
3月3日(金)に本年度最後の学園運営協議会が行われました。主な議題は令和5年度の学園基本計画でした。学園の校長会が学園の課題や来年度の計画について説明をし、それを協議会委員からの質疑の後、承認していただきました。この承認は「後は学園に任せた」というものではなく、この承認をスタートに、来年度、学園の教育目標「地域を愛し、自分で考え自分で行動する子どもの育成」をめざし、本年度の重点「地域と連携した教育活動の一層の充実」や、子どもたちの課題である「主体的に学ぶ態度の育成」を実現するために、家庭・地域・学校の教師のそれぞれが当事者として何をするかを考え、計画的に取り組み、その進み具合や成果をお互いに確認していくことになります。これがコミュニティ・スクールで一番大切にされなければいけない点だと思います。
日の里学園ではこれからも学園運営協議会の委員の方々との意見交換を重視しながら、よりよい学園運営を進めていきます。
(学園コーディネーター北岡隆博)鎌田先生 インタビュー インタビュー 運営協議会