その他日の里学園の「小中一貫コミュニティ・スクール」㉖
- 更新日:2023年02月22日
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広報日の里2023年3月号から転載
生徒会会長からのメッセージ
日の里中学校生徒会会長の深迫柊斗です。今年の生徒会は、執行部13人を中心に全校生徒のみんなで学園・地域をよりよくする活動を考えています。特に次の2つに力を入れていきます。
1つ目は、小学生と中学生のつながりです。例えば、「クリーン作戦」では小中学生が協力して、日の里のために地域の美化活動をしています。その中で、小学生が中学生の姿をお手本にして落ち葉拾いやごみ拾いをしている姿がありました。このように、ただ交流するだけではなく、「中学生が率先してお手本となって小学生を引っ張っていく」、そんな学園を作っていきたいです。
2つ目は、学園と地域とのつながりです。私たち8年生は今年度、地域活性化総合学習「日の里バージョンアッププロジェクト」で日の里のためになる具体的な活動を行いました。日の里の各家庭にある不要品を寄付していただいて、地域で必要とする方々に安価で販売する「ひのたんマーケット」を実施したり、高齢の方が気軽に利用できる頑丈なベンチを手作りし、地域の意向をもとに、日の里の4ヶ所に設置したりしました。現在このベンチは地域の方々に喜ばれているようです。このように、日の里学園の生徒として、「地域のためにできることを自分たちで考え、行動していきたい」です。
(生徒会会長 深迫柊斗)
学園運営協議会⑤
1月20日(金)に日の里学園の学園運営協議会が行われました。主な議題は学校の自己評価アンケート結果に対する意見や協議でした。アンケートは学園の全ての子ども、保護者、教師を対象に7月と12月に実施したもので、保護者、子ども、教師に同じ項目で関連を持たせた質問をし、その結果を分析したものです。
学園運営協議会委員からは、「本年度前期(7月)よりも後期(12月)の方が結果が向上している」「子どもたちの挨拶が非常に良い」「日の里カリキュラムをもとにした学習が子どもたちの学びの質を高めている」などの意見をいただきました。一方で、「アンケートの項目や設問の見直しが必要」という意見もいただきました。
今後とも日の里学園では学園運営協議会の委員の方々からの意見を大切にしながら、よりよい学園運営を進めていきます。
(学園コーディネーター北岡隆博)