イベント「日の里の未来を考えよう!」シンポジウム開催
- 更新日:2022年01月27日
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広報日の里2022年2月号から転載
1月9日(日)14時から16時までコミセンホールで開催されました。大分大学 柴田建研究室(団地再生)、大分大学 大井尚司研究室(地域交通・活性化)、九州大学 黒瀬武史研究室(アーバンデザイン)の学生たちが作成してくれた日の里大通り全体を再生する大胆なプロジェクト案の発表会です。学生たちはコロナ禍のためにオンラインでの参加・発表になりました。なお、柴田先生は日の里、大井先生は自由ヶ丘出身とのことです。
サニーの横にあるUR高層棟の103・104号棟の建て替えに伴い、地域の声を行政や事業者に届け、日の里の未来につながる再生プロジェクトを各研究室の学生たちが自由に検討した結果の発表と、先生方の補足、その後、参加者による討論が活発に行われました。
中心となるのは、104号棟は民間マンションへの建て替え、103号棟は5階建てに減築してリノベーションを行い新たなコミュニティの拠点として活用するというものです。また、日の里大通りが、4車線の道路が広すぎて活用されていない、横断歩道が長くて渡りづらい、大通りの人通りが少ない、という現状に対して、道路の両側1車線を、歩行者の休憩やちょい寄りのためのスペースに変えて楽しい通りにするという前提に立って、性格の異なる2つの広場案が提案されました。
これらに対して、3人の先生方から補足説明の後に参加者から活発な質疑や提案があり2時間があっという間に過ぎました。学生たちの提案は、地元にとらわれない自由な発想に基づくもので、議論の火付けになるものと思われます。