その他コミセン図書室たより8月号
- 更新日:2021年08月03日
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今年も琉球朝顔がコミセン事務室の日除け役となってくれています。3年前に1株だけ植えた苗が毎年花を咲かせているのです。
限られた予算でやりくりするのは本だけではありません。花壇の花もいわゆるコスパ重視。枯れたら採種し、次のシーズンへ。宿根草で、丈夫で手がかからず、彩りや配置まで……なんて素人の私たちにはとても至難の業です。
そんな時は地域の花名人、庭名人に相談です。黄緑色の美しいセダムは4丁目Rさんから頂いたもの。桜色のゼラニウムも、春先のダイアンサスも今が見頃のミニひまわりや松葉ボタンも、育苗ケースごと持参して植えて下さったものです。葉っぱのかわいいピレアもすくすく成長して癒しの存在となってくれています。
鬱蒼と茂っていた植え込みを、1人黙々とチェンソーで剪定して下さったのは9丁目Iさん。すっきり開けた根元に、ご自宅の庭からジャーマンアイリス、イチハツを持参して植えて下さいました。どんな花が咲くのか今から楽しみです。
ほかにも今年は7丁目Fさんからオルレアとコキア、2丁目Tさんからハツユキカズラ、アルストロメリアも頂きました。
花名人のRさんいわく、上手に育てるコツはやはり愛情だそうです。きっと昔からこうやって日の里のあちこちから愛された花たちが集まっていたのでしょうね。
花たちが恥ずかしそうに自己紹介する姿が目に浮かぶようです。
さてコミセン図書室に東野圭吾「白鳥とコウモリ」、辻村深月「琥珀の夏」、林真理子「小説8050」、南杏子「いのちの停車場」、「スマホ脳」など話題の本が仲間入りしました。夏休みのお供にいかがですか?