その他日の里学園の「小中一貫コミュニティ・スクール」⑨
- 更新日:2021年05月29日
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広報日の里2021年6月号から転載
コミュニティ・スクールに期待される効果
日の里学園は令和元年度から宗像市のモデル学園として「小中一貫コミュニティ・スクール(以下CS)」を進めています。そこで、CSが子どもたちにとってどのような効果があるのかを考えたいと思います。
子どもにとっての効果
CSで、子どもたちは学校だけでなく地域社会とつながりながら学びます。この学習を通して「地域のために自分が実際に役立っている気持ち」を高めることができます。この「自己有用感」が地域を愛する気持ちにつながり、変化の激しいこれからの子どもの人生において、課題や困難を乗り越え、よりよい未来を創る力にもなると思います。
「色塗りワークショップ」
CSのつながりで、4月29日(祝)に「色とりどりの48号棟」をテーマに「色塗りワークショップ」が行われ、約50人の小中学生が進んで参加しました。
子どもたちはこの地域貢献活動で、自分自身の活躍が地域のために役立っていることを実感したと思います。
「ドミノ倒し」
秋以降に開催延期となりましたが、「日の里まちびらき50周年記念 ドミノ倒し」に向けても、子どもたちは地域貢献活動を進めています。
中学生たちはドミノ企画会議を開いて、ドミノをどのようなデザインにして並べるかを考え、提案しています。また、小中学生でドミノの色塗りも行いました。
「ヤングチーム会議」
日の里を盛り上げるために、子どもたちは自主的に「日の里まちびらき50周年 ヤングチーム」に参加し、3月から月に1回のペースで会議を重ねています。21人の子どもたちは「記念品制作」「お化け屋敷」「企画」「記者」の4つのグループを作り、アイデアを練っています。これがどう実現されていくか、楽しみにしてください。
(学園コーディネーター北岡隆博)色塗りワークショップ ドミノ会議 ドミノ色塗り ヤングチーム会議 ヤングチーム会議