その他日の里学園の「小中一貫コミュニティ・スクール」①
- 更新日:2020年09月29日
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広報日の里2020年10月号から転載
日の里学園(日の里東小・日の里西小・日の里中)は昨年度から、宗像市が進める「小中一貫コミュニティ・スクールモデル学園」になっています。市内でモデル学園になっているのは、日の里学園と中央学園の2つです。宗像市では、このモデル学園の実践を参考にして、令和4年度から宗像市全体で、「小中一貫コミュニティ・スクール」を実施する計画になっています。
このコラムでは、地域や家庭と連携を一層深め、それぞれが教育の当事者として、子どもたちの教育に携わっている「日の里学園のコミュニティ・スクール」についてお知らせしていきます。
「コミュニティ・スクール」とは?
コミュニティ・スクールとは、地域住民や保護者の皆さんが、さらに学園の運営に参画しやすくなる仕組みです。また、地域や家庭の皆さんと学園がともに知恵を出し合い、それぞれが「教育の当事者」となり、責任をもって積極的に地域の子どもたちの教育に携わっていく仕組みでもあります。
そのために地域、家庭、学園等の代表者で構成する「学園運営協議会」において「地域、家庭、学園で連携して、どのような活動を計画・実施し、その結果はどうであったか」などについて、報告・協議しあうようになっています。
地域・家庭・学園の共通の目標とは?
令和2年6月に行われた学園運営協議会で、本年度の地域・家庭・学園の共通目標が、「地域を愛し、自分で考え、自分で行動する子どもの育成」に決定しました。
今年度は、新型コロナウイルスの影響で、学校、地域、家庭(PTA)のそれぞれが主催する行事が中止されるなどの影響がありますが、行事が行われる際は、この共通目標を意識し、子どもたちの地域への愛着や自主性、主体性などの育成を一層重視した活動を行い、その成果や課題を情報共有していくことになります。
まもなく50周年を迎えるこの日の里で、将来の担い手として学んでいる子どもたちの成長の様子を、このコラムでお伝えできたらと思っています。 (学園コーディネーター・北岡隆博)