その他CoCokara伝言板4月号
- 更新日:2019年03月29日
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広報日の里2019年4月号から転載
平成最後の4月です。新しく始まる年度を前にCoCokaraひのさとも3周目を走り終え、3年間の総括をしました。
暗く寂しかった東郷駅前の、7年間真っ暗だった空き店舗に灯りがともって3年。日の里の要である駅前に何とか賑わいを!と、みんなで突っ走った3年間。おかげさまで来館者数は年々増加し、3年目は4万2千人を超えました。
しかし、日の里に住む人々にとって本当に価値を生む施設として成長しているのだろうか?と問い続けていたある日、日の里学園6年生3人の男子児童が「いつもお世話になります。僕たちで考えて作りました」と54個のメッセージがびっしりと書き込まれた作品を持って来てくれました。「中学生になってもお世話になると思うのでよろしくお願いします!」「いつも勉強ができる環境を作ってくださりありがとうございます」「CoCokaraひのさとさんのおかげで日の里が明るくなっています」「いつもあたたかい笑顔で私たちを見守ってくださりありがとうございます」
思いがけないプレゼントに、胸がキューンと鳴りました。そういえば、駅前をきれいな花でいっぱいにしよう!と秋に5年生が一生懸命育ててくれたプランターのパンジーも咲き誇っています。そうか、これからの日の里を支えていく子どもたちに、想いは確かに受け継がれているのだ。また今期も全力疾走だと、スタッフ一同、気持ちを引き締めました。
今期も、みなさまの熱いご支援をよろしくお願い致します。
(CoCokaraひのさと館長
木村 秀子)