その他日の里学園の「小中一貫コミュニティ・スクール」㉙
- 更新日:2023年05月28日
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広報日の里令和5年6月号から転載
中学生のあいさつ運動
小中一貫教育を進めている日の里学園では、中学校の生徒会役員が出身小学校で毎週1回、あいさつ運動をしています。
本年度は毎週水曜日に校門付近で小学生に元気よくあいさつをし、小学生からも気持ちのよいあいさつが返っています。
こうして日常的に中学生が小学生に関わる姿は大変ほほえましく、学園全体の子どもたちが進んであいさつをする習慣につながっているように感じます。
日の里学園歓迎遠足
4月21日(金)に、学園の全児童生徒959人と全教職員が集う年に1回の大きな交流行事、歓迎遠足がユリックスの芝生広場で実施されました。
この歓迎遠足では、まず中学生が自分の出身小学校に行き、1年生から9年生までの混合グループに分かれて自己紹介とレクリエーションを行いました。その後、グループで一緒にユリックスまで歩いて行き、学園全体で歓迎式やクイズ大会を楽しみました。そしてグループごとに弁当を食べたり遊んだりしました。
この歓迎遠足を通して、小中学生はつながりを深め、学園としての一体感を感じることができたと思います。また、9年生は最上級生としての自覚を高め、リーダーシップを発揮することができたと思います。
「未来を語るシンポジウム」で中学生も活躍
4月23日(日)に日の里中学校の体育館で、地域主催の「未来を語るシンポジウム」が行われました。
テーマは「駅前大通りの未来」でした。当日は日の里に住んでいる方々や中学生など102人で講話や発表を聞いたりワークショップで積極的にアイデア交換をしたりしました。
その中で、中学生は9年生の代表4人が「暮らしに目を向けたベンチ作り」という題で実践発表をしました。生徒たちは、地域のお年寄りの悩みや困りごとを聞き、地域の方の支援を得ながら自分たちで設計し、作成したベンチについてチームワークよく発表しました。
また、「駅前大通りの未来を考えるワークショップ」では、大人に交じって積極的にアイデアを発言する中学生の姿もあり、大変頼もしく感じました。
(学園コーディネーター北岡隆博)