その他日の里学園の「小中一貫コミュニティ・スクール」㉔
- 更新日:2022年12月27日
-
広報日の里2023年1月号から転載
日の里学園の小中一貫教育
日の里学園の小中一貫教育は17年目を迎えています。その中心は①「学びの一貫」、②「兼務教員」、③「交流活動」の3つです。
「学びの一貫」とは、授業内容や方法、学習環境や学習規律、家庭学習などを学園3校でそろえるということです。9年間を見通した系統的なカリキュラムで一貫教育を行っています。
「兼務教員」とは、中学校の教員が小学校で授業をしたり、小学校の教員が中学校で生徒の学びを支援したりすることです。専門性の高い授業を小学校で受けたり、安心して中学校の授業を受けたりすることができています。
「交流活動」とは、1学期の「学園歓迎遠足」や2学期の「クリーン作戦」、3学期の「9年生を送る会」などの小中交流と、5年生の「宿泊体験」、6年生の「修学旅行」での小小交流です。これらの活動により、子どもたちは学園としての一体感を感じています。
「クリーン作戦」
11月22日に2学期の交流活動「クリーン作戦」を実施しました。
午前中は東小と西小の4年生がリーダーとなり、1~4年生が協力してそれぞれの学校の敷地内をきれいにしました。
午後からは中学校の9年生がリーダーとなり、小学5・6年生と中学7~9年生が一緒になって、日の里地区の7つの公園や東郷駅前の大通りなどの清掃活動を行いました。
小中学生は44班に分かれ、東小、西小の運動場に集まりました。そこでリーダーや地域の方の話を聞いた後、班ごとに集まり、お互いに自己紹介をし、班の担当場所を確かめ目標を決めました。その後、担当する公園や通りなどに移動し、協力し合ってごみを拾ったり落ち葉を集めたりしました。
小中学生たちは力を合わせて地域の美化活動をする中で、学園のつながりを感じ合うとともに、地域貢献のやりがいや清掃後のすがすがしさを感じることができたと思います。
また、地域清掃をしている子どもたちの姿を見られた地域の方々から、ねぎらいの声かけをしていただきました。ありがとうございました。
(学園コーディネーター北岡隆博)日の里学園の小中一貫教育