イベント日の里学園の「小中一貫コミュニティ・スクール」㉒
- 更新日:2022年10月31日
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広報日の里2022年11月号から転載
「日の里バージョンアップ
プロジェクト」
日の里学園8年生は「誰もが住みよい日の里に」をテーマに、昨年度から総合的な学習を進めています。
昨年、高齢者との交流の中で、日の里地区は坂道が多いため高齢者にとって大変なことが多いことや様々な困り事があることを知りました。そこで高齢者と顔が見える関係を築き、地域のために自分たちにできることは何かを考え、地域のために具体的に行動することを目指して学習を進めてきました。
その中で、①高齢者との協議会で地域の高齢者の困りごとを把握する、②日の里の町探検で、日の里の魅力を発見したり、安全に生活するために危険箇所を把握したりする、③高齢者と顔の見える関係になるために、地域の公民館や集会場で「七夕絆交流会」でつながりを深める等の実践を行いました。
さらに、「誰もが住みよい日の里」にするために、3つのグループに分かれて実践活動を進めました。
【活動①】ベンチ作り
坂道の多い日の里の地域の高齢者や住民が、買い物や散歩の途中で休憩するためのベンチを、4つのグループに分かれて製作しました。設置の申し出をいただいた地域や施設は、
〇1丁目中学校横(日の里クリニック近く)
〇2丁目公民館前公園
〇8丁目公民館入り口
〇日の里包括支援センター前
の4か所です。
多くの地域の皆様に利用していただければ幸いです。
【活動②】地図作り
日の里の地域の魅力やお薦めの店を紹介する「見所マップ」やいつまでも住みよい日の里にするための「安全マップ」、さらには、いつでもどこでも見ることができる「日の里飲食店デジタルマップ」を作成しました。
地域を探検したり、地域の事業所を自分たちで訪ねたりする中で、生徒たちも日の里の魅力を知るきっかけとなりました。
地域の皆さんも気付かなかった日の里が発見できると思います。是非ご覧下さい。
【配付場所】
日の里中学校
日の里コミュニティセンター
CoCokaraひのさと
【活動③】フリーマーケット
(「あつまれ ひのたんマーケット」)
活動①のベンチ製作材料の資金作りとして、地域の皆様に余剰品や家庭に眠っている品物を提供していただき、10月7日、午前中の雨雲を吹き飛ばし、午後のオープン時はお日様も顔を出す中で盛大にフリーマーケットを開催できました。
地域の皆様から、本当に多くの品物をご寄付いただいたり、来校し商品を購入していただいたりしました。ありがとうございました。フリーマーケットで得た収益は、ベンチ製作材料代等、地域のために活用させていただきます。
なお、当日販売できなかった品物は、今後の地域行事のマーケットで販売させていただく予定です。
(中学校8学年主任 安髙敦子)ベ作り作り 地図作り地図作り フリーマーケット