その他日の里学園の「小中一貫コミュニティ・スクール」⑤
- 更新日:2021年01月28日
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広報日の里2021年2月号から転載
「日の里ご近所みちあそび2020」を振り返って
昨年11月22日の午前中、日の里東小と4号公園の間の道路と4号公園で「日の里ご近所みちあそび」が実施されました。400人以上の人々が集まり、それぞれに楽しい時間を過ごしている様子でした。
なぜ子どもも大人もあのように心から楽しめたのでしょうか?
いくつも理由が考えられますが、その一つに8月から始めた準備会議があげられると思います。7月に小中学生を企画ボランティアとして募集し、子どものアイデアも取り入れながら11月まで4回の会議を重ねました。コミュニティ・スクールの目標は「地域を愛し、自分で考え、自分で行動する子どもの育成」ですが、ボランティアに応募した子どもたちは、自分たちが考えたアイデアが採用され、実現して充実感を味わったと思います。また、「みちあそび」当日、中学生たちが、ボランティアとして、準備を手伝ったり、受付をしたり、三女神の着ぐるみを着てイベントを盛り上げたりするなど、自分で考え、自分で行動してくれました。
二つ目の理由は、「子どもたちに楽しい時間を過ごしてもらいたい」と強く願う大人たちの存在があると思います。日の里まちづくり特別委員会の方々、町内会長、カラフルな横断幕を用意してくれた行政の方、消防団、PTA、大学生、おやじの会、交通安全協会の方など、まさに「地域も総がかり」で、子どもたちが楽しめるよう動いていました。それがまた、大人の楽しさにもつながったと感じています。
このように、地域においても、子どもたちに「自分で考え、自分で行動する」場を設けることが、これからのまちづくりで一層大切になると思います。
(学園コーディネーター北岡隆博)コマあそび 三女神 準備会議 受付中学生 消防団